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デデデデデデデデ

更新日:2024年4月13日

こんにちは、2年の堀部です。今日の稽古には初心者の新入生が見に来てくれました。彼は現在脚を怪我していますが大学でもスポーツをしようと考えており、柔道にも興味を持ってくれました。私と同じ経済学部ということで、稽古後の食事でも交流を深められたと思います。多くの1年生が来週には入る団体を決めると思うので、新歓も精一杯頑張ろうと思います。


さて先日私は映画「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前編」(以下「デデデデ」)という映画を観に行きました。吃音ではありませんよ?「おやすみプンプン」で有名な浅野いにお先生の作品のアニメ映画化です。「おやすみプンプン」は、作者の優れた洞察力と高い描写力が顕著に表れているとされていて、なんとアプリ「マンガワン」で全話無料で読めるため知らない方も読んで欲しいです。



話を「デデデデ」に戻すと、ある日突然母艦が宇宙から飛来し、主人公の父を含む多くの人命がその時に奪われるも、数年後には結局平和に続いていく日常というものを描いた作品です。実は私は今作を監督・プロデューサーの講演会付き上映会で拝見したのですが、その時に様々なお話をお聞きしました。


まずこの作品は東日本大震災・原発事故後の日本社会を風刺しているそうです。原作の発表は2014年、当時はまだ放射能に関するニュースが流れていた時代です。しかしそれから10年、緊張感はいつのまにか薄れ、汚染水放出の報道にも我々大衆は関心を持っていないというのが現実だと思います。しかしそのように風化してしまった時代にこそ作品を公開すべきと考えたのでしょうか。試聴した時は全くそのような風刺には気づかなかったため、敏感な感性を磨きたいと思うばかりであります。


ところで「デデデデ」の魅力はそれだけにとどまりません。まずは作画です。原作はCGや実写も盛り込んだ前衛的な作画ですが、これをアニメ映画で表すのには大変苦戦した、と作画ディレクターの方が語っておられました。単に綺麗ならいいというものではなく、情報量の調整が難しいとのことです。インターネット上の感想では原作を読んだ人の一部は不満を述べていましたが、世界観を損なわない満足度の高い作画だったと個人的には思います。


さらに本作はキャストでも注目を浴びました。YOASOBIで有名な幾多りらさんと、売れっ子タレントのあのちゃんがダブル主人公を演じているのです。芸能人を声優として招いて話題性を生むというのはアニメ映画ではよくある手法ですが、今回はお二人とも役にぴったりだったと思います。企画プロデューサーの方も苦心したと語っておられましたが、見事な采配であったと感服いたししました。


長々と語ってしまいましたが、後編を見るまでは内容を深掘りするのはやめようかと思います。後編公開は5月24日とのことで、今から楽しみです。鑑賞後にはまた感想を書こうと思います。ブログのネタが一つ確保できたところで、今回のブログを締めさせていただこうと思います。最後に講演会の写真を載せておきます。お読みいただきありがとうございました。



2年 堀部


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