旧三商大戦とは
昭和6年から続く、伝統の定期戦。
一橋大、大阪公立大(旧大阪市立大)、神戸大の三校が
己の全てを懸けて戦う。
旧三商大戦の歴史
大正5年 東京高商と神戸高商の定期戦が始まる。
昭和6年 東京商科大学、大阪商科大学、神戸商業大学の三校により
三商大柔道連盟が結成される。
同年 上記の定期戦の流れを受けて、第一回 三商大戦が東京で開催。
(その後昭和17年まで12回開催される)
昭和18年 第二次世界大戦の影響で無期延期となる。
昭和28年 一橋大学、大阪市立大学、神戸大学により、
旧三商大戦として復活。
大阪市立大学にて第一回旧三商大大戦が開催される。
一橋、大阪市立、神戸で争うこの旧三商大戦での優勝こそが我々の最終目標です。
この旧三商大戦の特徴は「15人vs15人の総力戦」という点です。
ここでは、通常のルールと異なり、勝ち抜き方式を採用しています。
つまり、基本的には相手と4分間戦い、勝てば試合場に残って次の相手と4分間戦いますが、4分間でどちらもポイントを取れなければ引き分けと見做し、両者共に次の選手へと交代するという事です。
また、もう一つの特徴が「寝技」を重視したルールです。これにより、戦い方によっては格上を相手に、引き分けに持ち込む可能性が高まります。
したがって、初心者は試合の4分間で経験者相手にポイントを取られないよう、
格上の相手に徹底して寝技で対抗し、見事引き分けに持ち込む場面も多く見られます。チームの勝利のために個人が求められるのは、勝つことばかりではありません。初心者が格上の相手と引き分けたとき、その成長に皆が心を打たれます。
相手を負かす役割を持った選手が「取り役」、引き分けに持ち込むのが「分け役」となり、各々が自分の役割を果たすのに死力を尽くすのが旧三商大戦です。
あなたも我がチームの一員として伝統あるこの試合に出てみませんか?