三商直前特集⑭

４年の西山です。三商直前特集として各部員が三商戦への意気込みを記してきましたが、主将として最後を締めさせていただきます。

三商戦は、これまでやってきたこと、そしてやりたいことを選手全員で示す試合にします。

誇張抜きに、激動の１年間でした。一学年上の先輩方が引退し部員が７人になり、昨年の三商敗退直後から出稽古を繰り返しました。そしてOBの先輩方のご協力の下で総力を挙げた新歓活動の甲斐あって春先に７名の新入部員を迎え、その後もさらに仲間を増やし、１６名で今年の三商を迎えることになりました。

１年生７名は、実力も志も兼ね備え、どんな時も前向きに付いてきてくれ、その勢いでむしろ部を引っ張ってくれることも多い頼れる後輩たちです。

２年生３名は、長らく３年生がいなかった中、負担の多い業務も務めつつ、柔道でもしっかりと役割を果たしてきてくれています。終始、部として稽古に没頭できているのは、彼らの存在あってこそです。

３年生、先日入部してくれた多田は、彼が１年だったころから我々が追ってきた逸材です。令和４年卒の先輩方も「２年越しに勧誘が実った」と喜んでいらっしゃいました。彼が１５人目として加入したことで、部全体がさらに勢いづきました。

同期の４年生について書き始めると、本題から大きく外れていきそうです。同期の１人は「僕は仲間に恵まれる才能だけは持っていると思う」と以前に言っていましたが、その言葉通り、かけがえのない同期に恵まれました。

このチームの一員であること、そして主将であることを誇りに思います。チームで積み重ねてきたことが、どんな結果で返ってくるのか楽しみです。最後の試合の最後の１秒まで、やれることを全てやろう。

最後になりますが、平素より応援してくださっている皆様、本当にありがとうございます。三商当日も、応援よろしくお願いします。

４年　西山