三商直前特集 ⑬
- 金丸真翔
- 2021年11月21日
- 読了時間: 2分
皆様こんにちは、いよいよ三商戦特集も最終回となりました、四年の金丸です。
まず、昨日の練習は中田師範にお越しいただきました。ありがとうございました。また試合前最後の調整練習ということで練習後には谷保天満宮で必勝祈願を行い、絵馬を奉納させていただきました。これももう我々にとっては試合前のルーティンの一環であり、心なしか浮き足立っていたのが落ち着いたように感じます。
さて、今年の三商戦に関しては後輩に期待していたことがあります。それは「優勝するのに金丸先輩なんてもう必要ない」と言われる事です。私抜きでも優勝できるほどの実力と自信を付けてもらいたいと、今年一年は後輩の指導に尽力しました。中にはすぐには習得できないものや厳しい練習もありましたが、成果が出るのが来年再来年だとしても構わないと思い、出来る限りの事を伝えたつもりです。チームビルディングが苦手な私のワンマンになってしまいましたが皆が付いてきてくれたお陰で、自信の方があと一歩足りなかったように感じますが、実力は十分つきました。
加えて頼もしい同期は後輩が安心して戦える心の支えになっています。私自身にとっても、同期の仕上がり方を見ると三商戦の優勝に確信が持てます。一年次から苦楽を共にした彼らにとっても最後の三商戦であることを今になって強く感じるようになり、自分だけの集大成ではないことに重責を感じます。
今までお世話になった先輩方への恩返しとして過去2回は優勝を掴みましたが、今年はそれと同等に苦楽を共にした仲間への責務として全うしたいと思う次第です。
今年はまさに穴のない、練り上がったチームです。そしてここに至るまでの過程も見てきました。だからこそ部員全員が、全力を尽くして自分自身を含めた誰に見せても納得のいく試合をやり遂げてもらいたい。
徹底的に、圧倒的に、優勝しよう。
一橋大学柔道部 主将 金丸真翔



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