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チェス伝道

こんにちは、4年の西山です。本日は火曜17時半からの稽古で、通常なら寝技中心のメニューですが、週末にはOB戦を組んでいただいていることもあり、立ち技を中心に息上げを行いました。三商合宿終盤に数件小さな怪我が出ましたが、各部員復帰が近づいており、三商戦に向け順調な調整ができています。


さて皆さんは、チェスをされたことがありますでしょうか。私は、確か小学校高学年の頃に父親からチェスを教わりました。もちろんトランプやウノも好きでしたが、チェスにはどこか大人な遊びであるというイメージや、考えれば考えたぶんだけ良い手が生まれる感覚があり、実家で父親や弟と少なくとも毎年2回か3回は遊んでいたように思います。しかし大学入学以来一人暮らしをはじめ、長らくチェスから離れていました。

そんな中、ある小説が僕の中のチェス熱を呼び覚ましました。小川洋子氏の『猫を抱いて像と泳ぐ』です。これは主人公が、幼い頃深夜のバス車庫でバス運転手にチェスを習い、その奥深さに魅了され世界で指折りのチェス指しに成長する話です。その物語の中で、「チェスはどんな人に最初に教わったかを如実に示してしまうものだ」という趣旨の表現があります。その表現から、幼いころ実家で初めてチェスを指した時のことを思い出し、そしてまた自分も誰かにチェスを教えて一緒に指せるようになりたい、という気持ちが湧いてきました。

そして今年の誕生日に両親からチェスセットを贈ってもらい、早速誰かにチェスを教えようと企んでいます。家庭教師先の子が興味津々で一度ご家庭に持って行ったのですが、宿題を忘れていたため延期になりました(また今度やろうね)。最初にこのチェスセットを使う相手は、いったい誰になるのか楽しみです。ここまでくると三商戦後になる気もします。


もう11月になりますね。未だに暖かい日も多く、早めに三商当日と同じくらい寒い日を経験しておきたいところではあります。ひょっとして、当日も暖かかったりして…。大きな怪我人なく11月を迎えられたことを改めて嬉しく思うとともに、一層気を引き締めて残り少ない稽古に取り組んでまいります。


4年 西山

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