スペイン遠征振り返り⑦ 根川慧
- 根川慧
- 4月22日
- 読了時間: 4分
こんにちは!!当時2年の根川です。
スペイン遠征のブログを書けと堀部に20回ほど急かされており、「まだその時では無い」とのらりくらり交わし続けていましたが、やっと機運が回ってきたようです。今現在、このブログを書き終えないと部室から出られないという、まるでコンクラーベの様な状況にあります。頑張って書きます、すみませんでした。
スペイン遠征について、まず本当に心から行って良かった、行けて良かったと思います。
今回行き先としてスペインを紹介してくれた留学生のアクちゃん、そして資金・旅程に関して大きく援助してくださり、我々が貴重な経験を積むことにご協力してくださったOBの先輩方には感謝でいっぱいです。心より御礼申し上げます。
私自身、初の海外行きで今回のためにパスポートを取って臨んだのですが、端的に言うとめっちゃ楽しかったです。ガウディ建築も何個も見ましたし、スペイン料理(パエリアや生ハムやバスクチーズケーキ!!)も沢山食べましたし、闘牛場跡地にも行きましたし、サグラダファミリアにも登りましたし、照り焼きチキンラーメンも食べましたし、スペイン語も教えてもらいましたし、バルセロナのビーチで投げ込みもしましたし、カジノにも行きましたし(スペインでは18歳から色々合法だそうです)、盗品市場的なとこからサングラスも押し売りされましたし(半額に値切りました)、もちろん現地の方々と柔道もしました!!!
全部色々語りたいのですが、これまでブログを書いてくれた部員が語っているでしょうし、書いてもとてつもなく長くなるので今回はさらっと思ったところを書きます。細かく聞きたい人はぜひ直接聞きに来てください、喜んでたくさん話します!!!

まずスペイン、バルセロナで最も印象に残っているのは街の雰囲気の良さです。いい意味でコンパクト、人通りが多く活気があるのに気品と穏やかさを感じるとても素敵な街でした。私の地元大阪に似ていると感じる所が多々あり、すごく気に入りました。なんなら住みたいとまで。歴史的な造りの建物が当然かのように並び、有名な建築物が通りにふと現れ、人々に忙しさを感じない。行き交う車、信号無視が当然の人々、街に溢れる様々な飼い犬。本当に良い、理想のような街でした。日本にはもちろん日本のいい所がたくさんありますが、参考にするべき都市だと感じました。

次に、柔道を通しての国際交流の素晴らしさです。スペイン自体で柔道という競技はめちゃくちゃ有名というわけではないのですが、日本で柔道をやっているというだけでリスペクトを向けてくれます。それに応えるために柔道・武道の精神を保たなければと強く感じました。私はお恥ずかしいことに英語を(もちろんスペイン語も)喋るのがあまり得意ではないのですが、国を渡っても同じ柔道をやっている者同士、通じ合えます。綺麗な技がでた時は褒め合い、お互いの技の研究を身振り手振りで行い、武道としての礼儀を欠かさず、言語が通じなくても本気で向かい合えます。スペイン柔道家と乱取りをやっている時ほど柔道をやっていて良かったと感じたことは今までありませんでした。柔道の礼儀という側面が、日本を出ても、バルセロナの一角の町道場でも尊重されていることに改めて柔道という競技の良さを思い知らされました。他のスポーツでも同様かもしれませんが、柔道ってほんとに素晴らしいですね。

長くなりましたが、最後に1つ。海外っていいですね!!!今まで日本から出たことがなく、なんとなくであんまり海外行きたくなーーい、日本よりは良くないやろ、と偏見を向けていましたが世界観がひっくり返りました。日本ももちろん最高ですが、海外も素晴らしいです。あっさい幼稚な感想ですが、自分の生きてきた世界の狭さを知りました。将来にも響きそうです。
改めて、今回の海外遠征に関してご支援くださったOBの先輩方を含め皆様、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
感想を書きなぐった駄文をここまで読んでくださったあなた、ごめんなさいありがとうございます。これでやっと部室から帰れます(現在4月24日0時44分)。とほほ。次からはブログ貯めないようにマメに書きます!!!

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