スペイン遠征記 1日目
- 足立晴
- 2月18日
- 読了時間: 4分
オラ! 3年の足立です。
2月10日~2月15日にかけて、スペイン遠征を行わせていただきました。
遠征ブログということで、各日の道中記をリレー形式でお届けいたします!道中記の他にも、その他の部員による感想も掲載予定ですので、ぜひご覧ください!
さて、私が2月10日分の執筆を担当することになりましたが、1日目とはいっても大半は飛行機の中でした。10日未明に羽田空港を出発、その後ドバイを経由してスペイン・バルセロナへ、約8時間の時差を巻き返しながら向かいました。そのため、我々の2月10日は32時間ありました。長い。
ここからは、1日目を時系列順に見ていきましょう。集合は前日2月9日の20時30分。我々の遠征は空港の探索から始まります。チェックインをすませて、飛行機の時間まで、空港内を見学しました。絵馬の奉納も行い、三商優勝を祈願しました。三商戦に、気が早いなんてことはないでしょうから。

その後ドバイ空港まで11時間、ドバイ空港からバルセロナ空港まで7時間の計18時間を飛行機の中で過ごしました。偏西風の影響だかなんだかで、到着予定時間より少し遅れて到着しました。割と部員全員疲労困憊だったような気がします。空港からは、バスでカタルーニャ広場へ。カタルーニャ広場はバルセロナの中心地であり、ヨーロッパらしい街並みに目を奪われました。

初日は稽古の予定がなく、夜の会食まで時間があったため、一度ホテルに荷物を置いて市内を散策しました。日本とは違う空気感で、スペインに来たんだなあ、としみじみ感じました。バルセロナは路地が多く、少し奥まった道を行くのはスペイン初心者にはハードルが高かったですが、色々と歩いてみました。ホテルのスタッフさんに美味しいお店を教えてもらったので、試しに行ってみることに(この時2グループに分かれて行動していました、もう片方は、誰か書くでしょう)。ポテトやミートボール(どこの店でもありました。向こうの定番料理のようです)などをいただきました。どれもとても美味しく、バルセロナへの期待がどんと高まりました。向こうは水が有料なのが惜しいところですね。

夜は昨年一橋に来てくれたアクさんと一緒に会食しました。今回の遠征では、稽古先や視察先もアクさんが提案してくれ、この会食もお店を選んでくれました。本当に頭が上がりません。この場を借りて感謝を伝えます。Gracias!
タパス料理、とのことで、日本でいうおつまみ系のものや、ピンチョス(パンに何かのせて食べるもの)をいただきました。話も盛り上がり、柔道の話はもちろんのこと、スペインのおすすめスポットや普段の生活、日本にいた頃などについてもお話ししました。アクさんいわく「バルセロナの人はみんな日本が好き」とのこと。確かにこの遠征中あった人はほとんどの方が優しく接してくれました。日本人だからなんでしょうか。食事の最後には記念撮影をし、アクさんには感謝の印としてプレゼントを送りました。

以下、全体を通しての感想です。帰国後に追記しています。
1日目はこのようにバタバタと過ぎて行きましたが、遠征を通していろいろなことを感じ、体験しました。2日目以降の柔道練習では、技の技術を教えてもらったほか、連数メニューについても日本とは違う独特なもので、例えば立技と同じくらいかそれ以上、寝技にも力を入れていることを感じました。柔道の練習外でも、気さくに話しかけてくれたり、挨拶してくれたりとさすが情熱の国、スペインの暖かさを感じました。他にも博物館や美術館を訪れ、過去のスペインの歴史を知り、当時のヨーロッパに思いを馳せることもありました。
このようにスペインという国を肌で感じることができたのは、当然ながら実際に訪れることができたからであり、遠征は大変充実したものであったと感じました。また、この遠征を無事に行うことができたのは、先輩方をはじめ多くの方のお力添えがあったからです。文面の上で恐縮ですが、この場を借りて御礼申し上げます。たくさんの援助をいただき、本当にありがとうございました。
この後もスペイン遠征記はまだまだ続きます(おそらく)。お楽しみ頂ければ幸いです。道中記2日目は3年の長谷川よりお届けします。それでは!
3年 足立
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