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スペイン遠征振り返り④ 村田拓海

こんにちは、1年の村田です。僕もスペイン遠征について書こうと思います。ただ、主要な出来事は殆ど先輩方が触れてくださっていると思いますので、僕はバルセロナの宗教について触れようと思います。


バルセロナは約7割がカトリックを信仰しているほどカトリックを大切にしていて、今回名所を回っていても節々にカトリック文化を感じ取れました。


サグラダ・ファミリアでは多くの宗教的な彫刻が見られました。一般入場口があった東側は生誕のファサードと呼ばれていて、大天使ガブリエルが聖母マリアにキリストを懐妊することを告げた『受胎告知』から初めて弟子に説教をする場面まで彫られているようです。



一方、反対側は受難のファサードと呼ばれていて、最後の晩餐やピラト裁判、キリストが磔にされている場面が彫られていました。これらはスペインを代表する彫刻家のアントニオ・ガウディが設計したものであり、カトリック信仰を深めていくきっかけとなった建築物らしいです。




また、カトリックに深く関係する建物としてサンタ・エウラリア大聖堂があります。カタルーニャ広場から歩けるほどの距離にあり、バルセロナの守護聖人であるエウラリアに献上するために作られました。現在の建物は15世紀に建てられたとされており、バルセロナ唯一の大聖堂として市民に愛されているようです。




僕の中学校がカトリックであったため、聖書を読んだりカトリック精神を学ぶ授業がありました。僕は当時そういうものに全く興味が無かったので「この知識って役に立つのだろうか?」と疑問に思っていたのですが、こういうことを知っていたからこそ、そうでない人よりも少し発見が増え、少し多く楽しめたのではないかと感じています。そういう意味で「教養は人生を豊かにする」と身を持って知りました。


1年 村田

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