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スペイン遠征振り返り① 堀部

こんにちは、2年の堀部です。今日はスペイン遠征の振り返りをします。因みに私がトップバッターなのは誰一人ほかの部員が出していないからです。


スペインで一番印象的だったのは、ずばり日本とは違う空気感です。稽古で交流した人たちはもちろん、街並みや飲食店で差異を感じました。練習内容自体はそこまで差がなかったのですが(正直こっちも意外でした)、終わった後の雰囲気がとても温かかったです。特に1回目に訪れた道場は、高校生が多いこと、女子比率が高いこともあり、酸欠気味で苦しかった私も癒されました。2回目の方も皆とても強く、一方で練習後は一緒に写真を撮ろうと何度も声をかけてくれました。特に村田は1人の選手としばらく喋っていてインスタを交換していたようです。因みに彼は帰りの飛行機でも隣に座った日本人の大学生に話しかけられて雑談をしていたらしいので、人たらしの才能があるのかもしれません。こうした意外な一面を見れるのが旅行の一つの醍醐味ですね。



街並みも日本とは全く異なり、スペイン第二の都市にもかかわらずほとんどの建物が伝統的なレンガ造りの外装でした。もちろんヨーロッパの主要都市はほとんどそのような感じと聞いていますが、高層ビルだらけの東京と比べると壮大な歴史を感じます。治安は想像以上によく、また町中に卓球台が置いてあり子供たちも遊んでいました。幼少期ロンドンに行ったときはそこら中で物乞いに遭遇しており、海外への恐怖感も感じていましたが、このくらい居心地が良いのならまた行きたいです。ただ飲食店に入って、一人客がほとんどいないことに気づきました。もちろん店にもよるのでしょうが、昔聞いた「東京には一人で過ごせる場所が多くて素晴らしい」という海外俳優の言葉が思い出されました。



書いていて思い出したエピソードを追加しておきます。サンタ・エウラリア大聖堂を訪れた際、風船が割れたのか近くで破裂音が鳴りました。そこで私がボケて「銃撃だー!」とか言いながら身を潜めたら、近くにいたヨーロッパ系の女性2人組に笑われました。笑いは国境を超えると感じた瞬間です。アジア人は馬鹿だなあと嘲笑していた可能性もありますが…。



短くなってしまいましたが、今回の総括としては「海外旅行って面白い」の一言に尽きます。もともと旅行に興味はあったものの海外には恐怖を感じていましたが、これを機に様々な場所を訪れる契機としたいです。まず観光ガイドを眺めてあれやこれやと計画を立てるのがこの上なく楽しいですね。もちろん今回は船井先輩、足立先輩、斉藤に面倒事を全部引き受けてもらったから楽しかったということもあります。加えてお金の問題も、OBの先輩方と如水会のご支援で気にせずに済みました。何はともあれ、全員無事に帰ってこれて安心しました。しばらくは余韻に浸りながら2年後の半ば卒業旅行のような海外遠征を楽しみにして過ごそうかと思います。次行くなら韓国もいいし、パリも憧れるし、アメリカ大陸も訪れてみたいです。その時の主将と主務には頑張っていただきたいです。


2年 堀部

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