シドニーで失敗
- 8月22日
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更新日:8月29日
こんにちは、3年の森澤です。本日は東京学生体重別大会直前となり普段よりも少ない本数の乱取でした。しかし、少ないながらも部員は皆大会に向け調整を行い集中して練習に取り組めました。自分含む白帯も昇段審査が迫っているため、より集中して練習に取り組んでいきたいです。
さて、私はこの前のお盆にオーストラリアに旅行に行きました。このオーストラリア旅行は人生初の南半球で、むさ苦しい夏の日本とは違い、最高気温20度程度の過ごしやすい冬の気候でした。シドニーの中心部の宿に4泊し、シドニーの街並みやグルメなどあらゆる面を楽しみました。日本と違い交通機関すら全てクレジットカードのタッチ決済が使用可能のため、キャッシュを一切両替することなく旅を終えました。
今回の旅で特に印象的だった出来事は、カフェで起きました。朝、自分は世界一の朝食とも呼ばれてるらしいbillsというカフェにリコッタパンケーキを食べに行きました。9時にもかかわらず店内は人で溢れ、客層は日常的に使ってるであろう50代以上の人々で占められていました。10分ほど並んでから入店し注文を終えて席に着くと肌寒さのせいか、私は「ハ…ハ……」という助走と共に大きなくしゃみをしてしまいました。すると、隣の席でPCを触っていた恰幅のいい白人のおじさんが、助走で構えてたのか私のくしゃみと同時に「Br......!!」(←...は、くしゃみでかき消されて聞き取れず)と大きく発しました。明らかに私に向けられたであろう言葉に10秒近く困惑した後、私はくしゃみに対し「Bless you.」という欧米圏の慣習に思い当たりました。10秒ほどおろおろしていた自分は思い出したようにその男性に「Thank you!」と返したのですが、そのタイムラグのせいで明らかに変な空気になり、その数分後男性は退店してしまいました。せっかくの事務的な場面以外の生きた会話をするチャンスをみすみす逃したため、とても悔しい気持ちになりました。
海外旅行では、言語だけでなく文化の引き出しも常に開けておかないと咄嗟のコミュニケーションは逃げていく、という教訓を得ました。この失敗を活かし次の旅行では生きた会話を増やしたいです。




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