卒業旅行
- 湯澤謙
- 2023年3月8日
- 読了時間: 3分
こんにちは、
4年の湯澤です。すでに引退しておりますが、ぜひ投稿させていただきたいことがありましたのでブログを書かせていただきます。
先月、先輩方のご支援があり台湾遠征に行くことができました。その台湾で、外国人と柔道をした経験はかけがえのないものとなりました。そこで、他の国でも柔道してみたいと思い、卒業旅行で行ったアメリカでも柔道をして参りました。そのことについてご紹介いたします。
卒業旅行は通常グループで行くものだと聞いたのですが、1人での旅行が好きなので1人でアメリカへ行きました。前半は高校時代に留学していた時のミネソタ州のホストファミリーに泊めてもらい、後半はワシントン州シアトルに滞在しました。
柔道はシアトルでやりました。シアトルは戦前から日本人コミュニティがあり、現在も日系人が多い地域です。全米の中でも柔道が盛んな地域の一つだそうです。
今回はUniversity of Washington の柔道クラブの稽古へ参加いたしました。大学の立派なスポーツセンターの地下にある黒の畳の道場で稽古いたしました。部員は男女問わずおり、総勢20名以上が参加しておりました。初心者から上級者まで入り乱れての練習でした。日本では見たことのない練習が多くあり、楽しんで稽古をできました。乱取りでは、力強い選手がおおく、接近戦を積極的に狙う柔道をする人が多かったです。
基本的な動作を繰り返し練習していたことは、台湾での練習と共通していました。また、Officers と言われる幹部の人たちがリーダーシップをとっていたことが印象的でした。責任を持って、他の選手の姿勢や怪我の危険について注意していました。

稽古後には、Boba(タピオカはボバと英語で言われております。)に一緒に行かせてもらいました。院生や外国から来た人などいろいろなバックグラウンドの人が一緒に柔道をしていることがわかりました。大学生がたむろする場所は日本では居酒屋ですが、シアトルではタピオカ屋だそうです。

この時、1人の子に翌日の道場の稽古に誘われました。そこでYes Manの映画を思い出し、行くことにしました。
翌日は、シアトルのBudokan道場へ行かせていただきました。こちらでは大人の部へ参加させていただき、稽古後にはビールもいただきました。
こちらの稽古では黒帯の選手が多く、柔道経験も長い方が多く、激しい練習でした。ウォーミングアップではJudo soccer なるものをしました。日本でやったら道場で球遊びするなと怒られそうですが、そこは郷に入っては郷に従えということで、しっかり参加しました。
この2日の稽古では、たくさんの現地の人に出会うことができ、柔道を通じて交流することで仲を深めることができました。アメリカで柔道をしたことは、今回の旅行の思い出の一つとなりました。
台湾遠征と今回の旅行では、柔道をすることで世界中の人と通じ合えることを実感しました。この2回の機会は、自分の柔道家としての視野を広げてくれました。
福沢先輩がアメリカに語学学習に行った際にも、柔術道場へ出稽古されていました。部員が海外に行くときには、出稽古するのを恒例にしていきたいですね!

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