引退のご挨拶 / 新体制のご挨拶

平素よりお世話になっております。今年度主将を務めました西山泰哲です。去る11月23日の旧三商大戦では、優勝杯奪還を果たすことができました。大変多くの方々に応援いただいたこと、心からお礼申し上げます。

これを持ちまして、私たち4年生は引退致します。

本来直接ご挨拶するべきことは重々承知しておりますが、まずはこのブログにて皆様にご挨拶申し上げます。

先生方、4年間ご指導いただきありがとうございました。

野瀬先生には、稽古の良い点、悪い点をはっきりと伝えて下さり、また私たちがどんなに拙い質問をしても、時に実演を含め丁寧に指導してくださいました。野瀬先生に稽古を見ていただく日が来るたびに、その1週間の稽古の成果を見ていただくつもりで、一層心して稽古に臨んでおりました。

中田先生は、疲労や怪我で部員の元気に陰りがあるときでも、時に先頭に立って盛り上げ、時に静かに寄り添ってくださいました。小池や森本のようなバリバリの経験者から初心者まで全員が苦しい時でもどこか前向きに稽古できたのは、先生がいらっしゃったからだと感じております。

OBの先輩方、日頃から応援してくださり、また物心両面でサポートしてくださりありがとうございました。結果が出ない時でも、まるでチームメイトのように親身に話を聞いてくださいました。稽古に来ていただいた際の、一見何気ない一言に勇気づけられる局面もとても多くありました。これからはOBの一員として、後輩のサポートをする形で先輩方へ恩返しします。

保護者の方々、日頃からお世話になっております。直接ご挨拶できる機会がなかなかありませんが、保護者の方々の存在がなければ柔道に集中することは到底叶いません。実家から離れて暮らす部員も多いため、一橋大学柔道部がどんな団体なのかも分からないかもしれません。しかし、この部で4年間頑張ってきてよかった、そしてこれからもこの部に関わって生きていきたいと思えるような、素晴らしい部です。これからも部員一同を、よろしくお願い致します。

そして他大学の先生方や選手はじめ、ここで書ききれないほど多くの方々にお世話になりました。関わってくださった全ての方に、謹んで御礼申し上げます。

新チームは足立主将、長谷川副主将体制で始動致します。これからも、一橋大学柔道部をよろしくお願い致します。

4年　西山

お世話になっております。二年の足立です。

この度、一橋大学柔道部主将を拝命いたしましたことをご報告させていただくとともに、新体制のご挨拶をさせていただきたいと思います。

先日行われました旧三商大戦では大阪公立大学に八人残し、神戸大学に五人残しで勝利して、優勝することができました。この優勝にはもちろん一年生の奮闘も大変大きな要因ではあるのですが、四年生の先輩方が常日頃からチームのことを考えて練習メニューを組んだり、稽古中も積極的にアドバイスをくださったりした結果だと考えております。来年からはその役目を私が行わなければならないということに大きな責任を感じています。しかし、幸い私には心強い同期や、頼もしい後輩たちがいます。彼らとなら、必ず素晴らしいチームを作り上げられると確信しております。

もちろん、先輩方が抜けた今、新歓活動にも力を入れねばなりません。現在、三年が多田先輩一人、二年が我々三人、残りは一年という非常に若いチームです。そんな中でも新しい人材の確保が急務だと考えております。人数の多い代は、それだけでも非常に良い雰囲気を作ってくれることは現一年が示してくれています。来年度も今年の一年と同じくらい、あるいはそれ以上の世代となってくれればと考えています。

私は来年度三年ですので、この体制は二年間続くことになるかと思います。副主将としてともにチームを率いてくれる長谷川や、心強いチームメイトたち、今までチームを率いてくださった西山前主将をはじめとする先輩方に恥じぬよう、来年、再来年と旧三商大戦で二連覇、三連覇を必ず成し遂げるため、自分自身のことはもちろん、チームの強化にも尽力いたします。

これからもチーム一丸となって励んでまいりますので、何卒一橋大学柔道部をよろしくお願いいたします。

一橋大学柔道部主将　足立　晴