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運転免許

更新日:2022年2月9日

皆さんこんにちは。3年の久松です。本日の稽古は久々に部員のみの練習となり、少し寂しい日でした。しかし、その分皆集中して取り組むことができ、研究の時間も基本的な技術の確認をすることができました。毎年この時期は4年生が抜けて人数が減ってしまいますが、人数が少ないからできることを意識して練習していきたいと思います。

さてさて、僕は東京で生まれ育ったシティボーイなのですが、東京は車がなくても生活できます。実際僕の家にも車は無く、移動手段は自転車か電車です。しかし去年レンタカーで部員と九州旅行をした際、免許を持っていないのは僕だけで、肩身の狭い思いをしました。というわけで現在免許熱が高まっている僕なのですが、免許をとるのって大変なのでしょうか。そこで、母が免許を取った時の苦労話をしてくれたので、今日はそのことを書こうと思います。

母は運転のセンスが無かったらしく、12時間で終わる実技を37時間かけて終わらせたそうです。何が難しいのかというと、曲がる際にブレーキを踏むことができず停止線を超え、さらに曲がり角でスピードを落とせず突っ込んでいたそうです。他にもウィンカーを出し忘れたり、ギアのシフトができなかったりと悪戦苦闘している母を、教習所はわざわざ特別講習までして合格させてくれました。路上に出たらもっと大変です。母は試験官を乗せて新青梅街道を走ったそうですが、如何せん曲がることが苦手です。「そこ右に曲がってください」と言われても、心の準備ができていない母は「無理です~」と言って直進してしまい、おじさんとドライブするはめになりました。「大変だったんだから」と母は言っていましたが、本当に大変なのは同乗している試験官なのであって、解放されたときはさぞかし安心したことでしょう。運転シミュレーターも苦労したそうです。高速道路や見通しの悪い道路を運転するわけですが、夜の団地で一人、雨の日に飛び出してきた老人を一人、前を走っていた自転車をまた一人と計3人を轢いたそうです。「ブレーキしても間に合わないのよねー」と言っていましたが、こんな人の運転を許可する日本の免許制度はどうなっているのでしょうか。

こうした母の話を聞いていると、運転の上手い小池や森本がすごいと思います。僕は就活が終わったら合宿で免許を取ろうと思っていますが、母にはない課題が一つありました。それは友達が少ないことです。柔道部は大多数が免許を取得しており、お供を見つけることは難しそうです。2週間も誰とも話さぬまま、翌日の運転のプレッシャーに耐える日々。しかも合宿所があるようなところは周りに何もなく、気晴らしもできそうにありません。これも、極限状態で運転するケースに備えての精神修行なのでしょうか。いずれにしても免許を取ったら部員を道連れにして、僕の練習ドライブに付き合わせようと思います。



3年 久松

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