1ヶ月の成長と2年間の成長
- 諏訪部仁
- 2022年2月19日
- 読了時間: 3分
更新日:2022年3月2日
引退してから約3ヶ月が経ちましたが、本日の稽古の後、またブログ書いてみたいよと冗談半分で訴えてみたところ、ブログ係の森本が融通を効かせてくれ、念願叶って本日の分のブログを書くことになりました。まさかまた書くことができるとは思ってもいませんでしたが、優しい後輩です。お礼に今度落花生をあげようかと思います。
同期は旅行に行ったり、治験のバイトをしたり、他の格闘技をかじったり、河原で焚き火を何時間も眺めたりしているようですが、みんなにもブログを書けるチャンスがまだあることを知らせておかねばと思いました。ちなみに、引退後の同期の稽古参加度は樋口>福沢>小澤=金丸>>清藤です(筆者調べ)。
本日の稽古には中田師範にお越しいただき、釣り手の使い方について指導をしていただきました。力任せに握り込んだり振り回したりするのではなく、相手を投げるという目的を見据えてどのように動かすべきか、という技術論ももちろんですが、先生が仰った「立技では釣り手が生命線」という言葉が部員みな印象深かったことと思います。簡単なことではないですが、現役部員のみんなには、反復稽古や乱取りを通して今日教えていただいたことをしっかりと身につけてほしいと思います。また、院試や大学からの突然の稽古中止命令等のため、年が明けてからは土曜の稽古が中止になることが多く、中田先生に稽古を見ていただいたのは約1ヶ月ぶりだったのですが、だからこそこの1ヶ月での現役部員みんなの成長がよく分かるというお言葉をいただきました。
僕自身、湯澤主将率いる現チームはしっかりと一人一人が強いと思っています。特にフィジカル面はなかなか凄く、部員の平均体重は僕が入部して以来一番重いですし、僕のウェイトの記録を久松を筆頭に後輩たちがどんどん越していくのを見ると、とても心強く感じます。もちろんみな柔道も強く、今日の立技乱取りでは森本からポイントを先制し、久々に森本からポイントを取りつつ取られずに終えられそうだと思っていたところ、残り時間わずかで完璧にブン投げられたことで、儚い夢が散りました。
しかし、みんなが頼もしいのはともかくとして、後輩に圧倒されてばかりいては情けないのもまた事実です。ウェイトはともかく、寝技ではまだ先輩らしさを保てている(と思っています)ので、卒業までの間、僕の知っている技術を少しでも多く伝えられればと思います。
何か写真を載せたいと思った(本当は写真を載せるよう脅されています)ので、現三年生の写真を2枚、2年前の今頃撮影したものと昨年の三商戦時に撮影したものを載せます。





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